WALKXは従来の活動量計では計測がアバウトであった 「歩行速度・歩幅」をGPSを使わず、足首に装着して測定する機器です
歩行速度や歩幅が健康に重要な理由
【歩行速度の重要性】
- 心臓疾患や認知症、死亡率との関連性がある:高齢者の歩行速度が遅い場合、心臓疾患や認知症、死亡率が高くなる傾向があるという研究結果があります。
- 身体機能の低下を予測する指標として有用:歩行速度が低下することは、筋力やバランス、持久力の低下を示し、日常生活動作の困難さや転倒の危険性が高まることがあるため、身体機能の低下を予測する指標としても有用です。
- 健康寿命を延ばす:歩行速度が速い人は、高齢者でも身体機能が良好であり、健康寿命を延ばすことができるとされています。
【歩幅の重要性】
- 転倒のリスクとの関連性がある:歩幅が狭いと、身体の重心が前方にあるためバランスが崩れやすく、転倒のリスクが高まるとされています。
- 筋力の低下を予測する指標として有用:歩幅が狭くなることは、下肢筋力の低下を示すことがあり、身体機能の低下を予測する指標としても有用です。
- 心肺機能の改善につながる:歩幅が広いと、骨盤が前後に傾き、背骨の曲がりが緩和されることで、呼吸の動きがスムーズになり、心肺機能の改善につながるとされています。
監修
松本大学 大学院健康科学研究科/人間健康学部
学部長 根本賢一 教授
活動量計には、ポケットに入れるタイプ、腰に装着するタイプ、腕時計タイプなど様々あります。また、活動量計から得られる情報もその機種によって異なります。
WALKXは、従来機から得られた情報(歩数、消費カロリーなど)に加えて、歩幅、速度、歩調を記録し、Bluetooth通信でPCやスマートフォンとの連携が可能です。また、WALKXは足首に装着するためお子さんや高齢の方にもご負担が少なく、我々の研究でも使用させていただいております。
歩行能力計 WALKXの特長
WALKXは、高齢者のフレイル、サルコペニア、ロコモティブシンドロームなどの傾向を歩行速度の視点から着目し、特許取得の独自アルゴリズムで、歩数、歩行速度、歩幅、歩調、METs、睡眠の6つのデータを推定し記録する足首に着ける新しい活動量計です。
従来の歩数計や活動量計では取れなかった歩幅十数センチ程度の歩行速度・歩幅も捉えるので、高齢者のゆっくりした歩行や狭い歩幅も計測が可能です。また、24時間装着をすれば臥位時の睡眠状態を記録します。
スマートフォンとのGPS連携は不要で、約半年間の連続動作ができます。
- 片足首に装着することで、独自のアルゴリズム(特許)にて歩数、歩行速度、歩幅、歩調、METs、睡眠を記録。
- 歩行速度、歩幅、歩調、METsの1日の分布を10秒ごとに記録。
- 1分ごとのデータを記録(6日間)
- 24時間装着で睡眠時の足の動きを検出(睡眠具合の測定、立位・臥位の自動判定)
- BluetoothLE、NFC通信でパソコンやスマートフォン連携が可能
- 日常歩行とは別にウォーキングを推定し、ウォーキング速度/歩幅/歩調を記録
- 小型1次電池(CR2032)で長期連続使用が可能
すり足、虚弱な歩行も計測
従来の歩数計ではカウントしなかった歩行もバッチリ計測!!
歩幅20cmもしっかり計測
年齢を重ねるごとに歩行は虚弱になり、歩幅は狭く、歩行速度はゆっくりになっていく傾向があります。
歩幅を大きくする意識をするにはまず、自分の歩幅を知ることが大切です。
歩行能力をグラフで見える化することにより、改善指標が明確になり、体力の維持や向上のための有用なデータになります。
睡眠状態を記録
足の動きから睡眠状態を記録
睡眠の質をグラフで見える化
センサーが立位や臥位かを自動で判断し、臥位の場合には足の動きを記録します。
下のグラフはMETs/sleepの1分ごとの詳細なグラフです。
濃い青が足の動きを表しています。動きが少ないほど深い睡眠であるといえます。このように睡眠時の足の動きから睡眠状態を把握することができます。
お知らせ
- 2023/11/09WALKX WX200 Amazonにて販売開始しました。 Amazonへ
- 2023/10/25WALKX WX200 アコーズネットショップにて販売開始しました。 アコーズネットショップへ
※1)歩行速度、歩幅については、あくまで推定値で実際の速度や歩幅と異なることがあります。
ズレが大きい場合は補正操作を実施して下さい。(補正操作の説明の項参照)
※2)歩行速度、歩幅は10秒次に、その10秒間の平均値を求めて記録しています。10秒の連続歩行が確認できない場合は、速度、歩幅、歩調の記録はされません。
※3)階段の場合、その傾斜や足の運び方によっては記録が出来ない場合があります。